
クリエイターの皆さん
作品作りのアイデアに詰って苦しい思いしたりしませんか?
まぁそれってデフォルトですよね。
なぜ毎回苦しむのかと言えば、それは今の自分を超える良いものを作ろうと高い意識を持っているからこそですよね!とてもポジティブな事です。
ただ根本的な理由は、アウトプットする量に対してインプットの量が圧倒的に足りてないからなんです。
なので我々はインプットする事を習慣化する必要があるのですが、意識して学ぼうとする範囲のことって、割と既に知っている事が多いのでネタの精度は上がっても幅の広がりにかけます。
という事で前置きが長くなりましたが
今回は、日常生活の中で無意識にアイデアを収集する事を目的に
映像クリエイターが絶対フォローしておくべきInstagramアカウントをジャンル別に5つ紹介させて頂きます。
それぞれ一つの分野に特化しているアカウントなので非常に見応えがあります。
ちなみに僕は普段MV制作を行なっています。
多い時は月に3本ディレクションすることもあるので、アイデアの補充は欠かせません。
映像制作のアイデアが無限に湧き出る!オススメのインスタアカウント5選

勝手にタイムラインに流れて来てくれるので、自分でネタを探す必要がないというのが良いですよね。こうやって自然に蓄積される情報が大事だと思います。
撮影現場の照明テクニック
filmlights
ライティングに特化したアカウントです。
映像制作を行う上でライティングは命です。
何気ないワンシーンにどれだけ照明を使っているかとか、フレームに入りさえしなければ何でもありな照明の立て方などが沢山投稿されていますので、とても勉強になります。
大型の映画撮影の照明は見てて楽しいですし、そこまで大掛かりな事は出来ないにしても、得られる効果は理解できると思うので、脳汁あふれ出る事間違いなしですね。
作品を印象付けるカラーパレット
colorpalette.cinema
カラーグレーディングがワンパターンになりがちなら是非参考にして下さい。
どの映画作品にも世界観を統一するためのカラリストが入っており、彼らが作ったカラーパレットを基準に作品のカラーグレーディングが行われています。
しかも選ばれた色にはそれぞれ理由がしっかり有り、単に見栄えがどうのとかで済む話では無いので、そのあたりの背景事情なんかを考えながら見る事で、一流のカラリストの背中が見えて来るような気がします。
カラリストに興味のある方はCINEMA 5Dさんのこの記事がオススメです。
カラリストになる方法- Ollie Kenchington氏へのインタビュー
インパクトのある映画のワンシーンをキャプチャー
strangeharbors
この映画と言えばこのシーン!っていうのが絶対ありますよね。
そんな映画の有名なシーンを切り取ったものを大量に投稿しているのがこのアカウント。
どれも緻密な構図で、心に訴えかけて来るものばかりです。
映像を通して伝えたい事をここまで表現出来るってほんと凄いですよね!
積極的にパクるべきだと思います。
構図の解説ををまとめた本もありますが、それのインスタ版ですね。
filmmaker’s eye 映画のシーンに学ぶ構図と撮影術:原則とその破り方 [ グスタボ・メルカード ]
プロの撮影現場の裏側
indiefilmmakers
撮影現場の裏側ってめっちゃ勉強になるんですよね
特にアクションシーンのカメラマンなんて、スタントマン顔負けで体張ってますしね。
それ以外にもVFXの制作ビフォーアフターなど「なるほどな!」って思う撮影方法が沢山投稿されています。
僕は主にカメラマンの動線を見たり、周りのスタッフが何やってるのかとかを見て「このシーンの為だけに何時間使ったんやろうな~」とか思ってます。良い意味でですよ!
そのワンカットにかける情熱って本当に作品を左右すると思うから、現場のスタッフの方々は本当にプロフェッショナルでカッコいいと思います。
世界中のフォトグラファーやビデオグラファーのカバンの中身
myvideobag
最後はアイデア系ではありませんが
世界中のクリエイターが持ち歩く機材のレビューを集めたアカウントです。
一人一人個性的で、ドローンだけの人もいれば、スマホだけの人もいるし、レンズがやたら多いとか、それぞれのこだわりが見えて何故か心が和むんですよね。
撮影に明け暮れていると、情熱みたいなものが乾きそうになることもあるんですが、このアカウントを見ていると各々がピュアに撮影を楽しんでいて、彼らも試行錯誤してるんだな~という「人類皆家族」的な気分になります。
面白いので是非フォローして見て下さい。
というわけで今回は、映像制作のアイデアが無限に湧き出るオススメのインスタアカウント5選をご紹介しました。
アイデアって、オリジナリティーとイコールではないと思うんですよね。
あの手法をこの場面で使ってみたというのもアイデアですし、そもそも既存のテクニックや方法をやろうと思って再現出来ることの方が大事だったりするのではないでしょうか?
あまりオリジナリティーに囚われ過ぎず、既存の作品の良いところを吸収しまくりましょう。
では!