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見て貰える動画作成のコツ:企画編【問題はカメラやソフトではない】

投稿日:2021-02-13 更新日:

見て貰える動画作成のコツ:企画編


どうやったら自分の作った動画を見て貰えるのか?

カメラに拘ってみたり、編集のテクニックを磨いたり色々試したけど、いまひとつ効果を感じられないという方が多いと思います。

それもそのはず、動画を含め世の中のコンテンツの大半は、表面上のクオリティを乗せる為の土台である「企画」と「構成」がウエイトを占めているからです。

企画とか構成とか聞くと「なんか難しそうだな~」と感じられるかもしれませんが、実は動画を作ろうとする時点で既に頭の中にはボンヤリと広がっているものなんです。

その情報を有効活用した組み立てが必要なだけで、それさえ解ってしまえばこれから作る動画全てに生かすことができますし、高価な機材やテクニックが無くても多くの人に見られる動画を作れるようになります!

この記事では、最も重要な「企画」ついて詳しく解説していきたいと思います。


ところで皆さんはなぜ動画を作るのでしょうか?

お店や商品の宣伝の為でしょうか?
それとも個人の活動を知ってもらう為でしょうか?

いずれにしても、下記の1~3の流れをイメージされているはずです。

  1. 沢山の人に知って欲しい(見て欲しい)
  2. 世間から高く評価されたい
  3. 収益に繋げたい


上記を実現する為にも、企画力は必須のスキルとなりますので、この機会に一緒に学びましょう!




動画作成のコツ:企画

見て貰える動画作成のコツ:企画編

企画と言っても「どんなことをするか」といった浅い話ではありません。

世の中には動画が溢れかえっておりますが、
実はその大半が世間のニーズを無視した「独りよがり」なものばかりで、初心者の方が一番陥りやすい傾向にあります。
そうなる理由は、撮影機材や編集テクニックという「見た目」に走りがちだからです。

もちろん撮影機材も編集テクニックも必要なのですが、それで万事解決するなら苦労は無いですよね。

大事なのは動画の内容です。
中身が無ければ、どんなに高価な設備や時間を割いても全く意味がありません。
それはもう自己満足という話でしかないですし、当然誰も見ません。

そうならないようにする為にも企画はしっかり押さえておきたいところです!

それでは早速いきましょう。
下記の順番に解説していきます。

1.目的を明確に

2.キーワードを選ぶ

3.ターゲットは誰か

4.ターゲットの持つ疑問

5.構成を考える



1.目的を明確に

冒頭で「なぜ動画を作るのか?」と質問しました。
そして大半の方が下記の1~3の流れに当てはまるのでは無いでしょうか?

  1. 沢山の人に知って欲しい(見て欲しい)
  2. 世間から高く評価されたい
  3. 収益に繋げたい

ここでポイントになるのは1番目で

「何を」沢山の人に知って欲しい(見て欲しい)のかというところです。

例えば

  • 商品を知って欲しい
  • お店を知って欲しい
  • 使い方を知って欲しい
  • 自分がどんな人なのかを知って欲しい
  • 会社の歴史を知って欲しい
  • ライフスタイルを見て欲しい

などなど、色々出てきますね!
これが「目的」です。

この目的がブレると「商品のことも知って欲しいけど、自分のライフスタイルも紹介したい」とか破茶滅茶なことになってしまい、視聴者にとって着地点がわかりにくい上、目的がどれも達成出来ずじまいとなります。
要するに、早い段階で動画から離脱されてしまい失敗となるわけです。

なので、土台となる目的は明確に1つと決めて取り組むようにしましょう。
世間から評価される対象も、収益源となるのも、その目的で決めた対象であるということを肝に銘じておく必要があります。




2.キーワードを選ぶ

動画を作ったらYoutube、Instagram、Twitterなどで公開すると思いますが、ここで重要になってくるのがキーワードです。

タイトルやハッシュタグにも使うキーワードは動画を作る前に決める必要があります。
なぜなら、どんな視聴者が、何を知りたくて、どんなキーワードで検索した時にこの動画に辿り着くのか?というところまでイメージできていないと、視聴者にとって有益な動画を作ることができないからです。

例えばYoutubeで「サボテン 育て方」で検索すると下記のように検索候補が出てきます。

見て貰える動画作成のコツ:企画編

これはサジェストと言って、一緒に検索されやすいキーワードが自動的に提案(表示)される機能なのですが、ここに出て来るキーワードに沿った動画タイトルだと検索にかかりやすいということは容易に想像できますよね?

なので、どのキーワードで検索させたいのかを選んでから動画を作るという流れは非常に効果的なのです。

ちなみにタイトルだけ後でサジェストに寄せれば良いんじゃない?と思われるかもしれませんが、その場合内容との差がありすぎて、離脱者が増えて「釣り」と認定されかねません。

Youtubeの場合、視聴維持率でユーザーの検索意図に合ったコンテンツかどうかを判断していますので、ほんの出来心であっても他者を欺く行動は評価を下げることに繋がり、結果その動画が露出する機会を減らすことになります。




3.ターゲットは誰か?

年齢、性別、職業、趣味、など、動画を見てくれる具体的なターゲットをイメージする必要があります。

なぜなら上記で掲げたタイプの人にとってドストライクな内容の動画であることが求められており、その動画に対する正確なリアクションをするのはターゲット層である彼ら彼女だからです。

正確なリアクションとは、視聴時間、動画の評価機能、フォロー、プロフィールをクリックなどを含む視聴者の行動のことをです。

アクセス解析の話まで及ぶと少しややこしくなるのでここでは割愛しますが、要はターゲット層を広げても興味の薄い人にまでリーチされるだけで、不当なリアクションを受け、動画投稿先のアルゴリズム上で不利になるということです。

動画を作る上では、ターゲットは明確にし、彼ら彼女らがその動画を見て良いリアクションを起こせるようにだけ注力すべきということです。
全ての人を惹きつけようなんて欲張った考えは禁物です。




4.ターゲットの持つ疑問

視聴者は既に知っていることに興味を持ちません。
もし知っているのに興味を示すとしたら、ちゃんと知らないのだと思います。
そして、自分が知らないことを知りたいと思っています。
中には具体的な疑問を持っている方も一定数いらっしゃるかもしれません。

動画を作る上で、視聴者の疑問を解決することは重要な課題であり、その為にはターゲット層の視聴者がどんな疑問を持っているのかを明確に把握しておく必要があります。

例えば、店舗の紹介をするにしても自分たちが拘っているポイントとは別に、視聴者が抱えている疑問が「コンセントがあるか?」だったりするかもしれませんし、それはターゲット層や様々な条件によって変わってくると思いますので、必ず事前のリサーチをお勧めします。

リサーチ方法は色々ありますが、Youtubeやブログなどのコメント欄が割と有益です。




5.構成を考える

いよいよ構成を考える段階です!

目標、キーワード、ターゲット、疑問、が揃っていれば半分は出来たも同然なので、後は肉付けしながら組み立てる作業です。

どこで誰が何を話して、どんな映像を差し込むか、というのを決める作業のことです。

細かい構成の話は別の記事でご紹介しますが、ここまで軸がハッキリしてればそんなに難しい作業ではありませんし、もし定期的に投稿する動画ならパターンにしてしまってOKです!

皆さんが普段見る動画の中にも、役に立つ情報や知りたかった事を教えてくれる類の動画ってあると思うのですが、そういった動画は必ず構成がしっかりしていて、しかも毎回同じ流れだと思います。

それを見て「また同じ流れかー」とか思わないですよね?

気持ちよく見れるものに対しては何も思わないのが普通なので、そこを狙っていく必要があります。


上記の1~5を意識して取り組むだけで芯のある動画になります。




企画する際の注意点

見て貰える動画作成のコツ:企画編

注意点が2つあります。

  • 自分の作りたい動画に走らない
  • 視聴者を具体的にイメージする


自分の作りたい動画に走らない

「やりたい事と、やるべき事は別です」

うまくいかない方の大半は前者を優先しています。

考えてみて下さい、目的から逸れて自分の個性を発揮する事に情熱を注いで満足するなんて、社会では通用しないこと事ですよね?
しかもそれが誰にも評価されないとか地獄の極みです。

例えば、やたら凝ったオープニング映像が30秒続くとか、「別の動画に流れるなら今ですよ!」と言っているようなものです。

オシャレなオープニングにしたい気持ちはとてもよくわかりますが、早く本題に入って欲しい人からすると苦痛でしかないということです。




視聴者を具体的にイメージする

ターゲットは具体的であればあるほど良いです。

例えば、年齢層を広く設定しすぎると表現に一貫性を保てなくなり、視聴者に刺さりにくい動画となってしまします。

教育テレビの英会話もレベル別で出演者が違いますよね。
幼児向けにもなると、よくわからない生き物が出てきますが、もしその生き物が”ビジネスに使える挨拶”を説明してても全然入ってこないですし、キャラ崩壊もいいところですね。。。

極端にいうとそういう事です。

セサミストリート




まとめ

見て貰える動画作成のコツ:企画編

今回は動画作成の背骨になる「企画」について解説しました。

企画という言葉が面倒くさそうなイメージを持っておりますが、シンプルに「何の為か(目的)」「誰に向けたどんな内容か」という事をハッキリさせる為のステップだと思って頂ければと思います。

キーワードを決めてから動画を作るという流れは、少し慣れが必要ですが、何も決めずに自由に作ったものとでは明らかな差が見て取れるはずです。

会社でも「明日からは決められた業務フローに沿って実施して下さい」と通達されると最初は面倒だったりしますが、慣れてくると逆に「よくあんなアバウトな感じで回せてたよな…」て思うことありませんか?

結局”慣れ”という事です。

というわけで今回は以上となります。
是非企画からの動画作成に踏み出してみて下さい^^

ではまた!

⧹こちらの記事も合わせてご覧下さい⧸
»見て貰える動画作成のコツ:構成編【具体例&チェックリスト付き】

 

仕事, 制作準備
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Shinpei Nakamura(ADEMOYO)

2014年から映像制作を開始。
制作案件はMVを中心にライブビデオや企業/店舗のPRビデオまで幅広く、企画から撮影/照明/音声/編集に到るまで基本ワンオペのハードモードFilmmaker。ヒーヒー言いながらやってます。

旅と屋台を愛し、2019年はストック素材撮りと称して1年弱アジアからヨーロッパを彷徨いながら撮影を敢行。超楽しかったです(^^)
このブログでは、誰でもカンタンに出来るビデオ撮影方法から、こだわり抜いた撮影/編集まで、割と広めの役立つ情報を公開していこうと思っています!

好きな言葉
“さらに良くしようとして、良いものを駄目にしてしまうことが多い”シェイクスピア