
「副業で動画編集をやってみようと思うけど、今まで知り合いに頼まれてやったことがあるぐらいなので少し不安…」
「あとクラウドソーシングって実際どうなの?実際仕事ってどうやって取れば良いの?」
この記事では、そういった不安を抱えられている方が動画編集を副業として成立させる為の方法と注意点について説明していきます。
僕自身がクラウドソーシングでも案件を受注しておりますし、別の方法でもお仕事を頂いておりますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
ポイントさえ抑えれば今日からでも実行できる内容です!
副業で動画編集をする方法と注意点
動画編集は「儲かる」とか「儲からない」とか色んな意見がありますよね。
そのあたりにもしっかり触れていきます。
この記事を書いている僕は、Youtubeの動画編集から企業VP、アーティストのMVまで幅広く案件をこなしていますので、その経験に基づいた内容をお伝えしたいと思います。
クラウドソーシングを使った案件獲得方法
1-1.どこに登録するか?サービス別特徴
1-2.登録する内容と注意点
1-3.案件の選び方
1-1.どこに登録するか?会社を比較

クラウドソーシングサービス会社は何十社もありますが、以下の3社を抑えておけば問題ないです。この3社は動画案件の量も多くサイト自体も使いやすいのでお勧めですね。
仕事を受ける側の目線でざっくりまとめると下記のような感じです。
クラウドワークス(CrowdWorks)
案件の数が豊富で、自分にあった案件の紹介もあります。時給制と固定報酬制を選べる特徴があり、案件は毎日更新されるので気になったら応募するスタイルです。クライアント数が多い点が魅力ですが、その反面相当ブラックな仕事(10分の動画編集300円)とか、怪しい儲け話の勧誘などもチラホラありますので、その辺りの判断力は必要です。
ランサーズ(Lancers)
10年以上の実績を誇る会社で、元々は専門的な分野を扱う傾向が強かったようですが、今はそんなことなく動画編集の依頼なども沢山出ています。その割には無茶なクライアントが少ない安心できるサイトかと思います。掲載されている案件に自分から応募も出来ますし、紹介もあります。「THE LANCER」というWebマガジンがあるのでユーザーの生の声を見てみると雰囲気が掴めますよ!
ココナラ(coconala)
上記2社と違うのは”スキルマーケット”という点です。「こんなこと出来ますけどいかがですか~?」というサービスを販売するサイトです。持っているスキル別にサービスとして出品出来ます。完全に”待ち”のサイト的なイメージが先行していますが、もちろん自分から応募も出来ますし、募集を募っているクライアントも大勢居ます。
1-2.登録する内容と注意点

自己アピールや、ポートフォリオなど、登録する項目は沢山ありますが、その中でも特に重要なのがプロフィール画像です。
これは顔写真一択で考えておきましょう。しかも笑顔で(^^)
インターネットを介しての仕事なので、信頼感は絶対にかかせない評価基準となります。顔が見えない相手と仕事をするのは相手だって不安なのです。
こんなことを言ってはあれですが、プロフィール欄に凄そうな実績とか色々書いてあったとしても見られなければ意味が無いし、見たところで正直言って他とそんなに違いは無いはずです。
依頼者側からすると「応募して来る=この仕事こなせる」なので、幸運にもスタートラインは皆同じなのです。そしてある程度スキルレベルを見て迷った時に「人柄」が勝負の分け目だったりするのです。
注意点を挙げるなら「出来ないことは書かない」です。
これは色んな考え方があるのですが、ちょっと頑張れば出来るかもしれないゾーンが見えている方は堂々とハッタリかまして受注するのも有りですが、当然納期割れや品質の欠陥無く仕上げることが出来る時間の余裕を持っている場合に限ります。
しかし皆さんは副業で行う予定だと思いますので、時間の確保を考えると無茶しないのが一番です。仮に前者のように何とか案件をこなせたとしても、恐らく予定外に工数がかかり時間単価が絶望的になっているはずです。
こうなってしまうと自身のモチベーションにも影響があり「やらん方がまだマシやわー!」てなりかねないので要注意ですね。
まだクラウドソーシングサービスに登録されてない方は、とりあえず登録してしまいましょう。意外と入力欄が多くて面倒なので、こういう作業は早く終わらせるに越したことないです。
1-3.案件の選び方

案件の選び方は簡単です。
・スキルが足りない案件
・絶対怪しいブラック案件
上記以外全部が対象です。
なのでこれ以外は好き嫌い問わず応募するようにしましょう。
不必要に警戒して構えていても仕事は降ってきません。
前項でもお伝えした通り、副業として成立させる為にはモチベーションの維持が重要で、成功体験を積む為にもとにかく早い段階で1件目の案件をこなしましょう。そしてクライアントとのやり取りで「あれ?」と思う事が1回でもあれば、それは今後も「あれ?」と思わされることを意味しますので、早い段階で見切りをつけて離れましょう。
自分のモチベーション管理は大切です!
クラウドソーシングを活用した案件獲得方法を説明しました。
ここから先は、他にどんな案件獲得方法があるのかを説明していきます。
その他の案件獲得方法
「それって営業するってこと?」と思われた方
ほぼ正解です。
ちょっとハードルが上がりますが、心配しないで下さい。
簡単な方法があります。
おすすめの営業先
2-1:オンラインサロン運営者
2-2:そこそこ収益が上がってそうなYoutuber
2-1:オンラインサロン運営者

お笑い芸人の西野亮廣さんのように大手のオンラインサロンプラットフォームを使わずに、Facebookの非公開グループで運営されている方が多いのはご存知ですか?
彼らに営業しない手は無いです。
なぜなら、そこまで有名じゃ無い方でも非公開グループ(有料)を作ってしっかり売上が立っており、コンテンツ制作にコストを割く余裕があるからです。しかも基本的な内容はビジネス系や自己啓発系などが多いので、編集内容の方向性も定まりやすいのです。
Facebookの検索窓に「オンラインサロン」と入力して「グループタブ」を選択するだけでサロン名がずらりと表示されます。
非公開グループは中身まで見れませんが、すでに動画コンテンツを上げていても上げていなくても関係ないので、どんどんアタックしてみましょう。
営業ってそういうもんですしね^^
アプローチ方法は色々あると思いますが、「動画編集やりますよ!」以外にも、「Youtubeで集客用にショートバージョンを公開してみませんか?」など提案(DM)していくのも良いかと思います。
2-2:そこそこ収益が上がってそうなYoutuber

収益ラインに到達しているYoutuberには絶対営業をかけた方が良いです。
(映像美や編集方法が特徴的なYoutuberは除く)
ここ、とても重要なのですが、特にエンタメ系やビジネス系等で収益化ラインに到達している方は、外注する予算があることは勿論ですが、それ以上にもっと大きなものを獲得しているからです。何だかわかりますか?
答えは”面白いコンテンツを作る為の時間”に対する考え方です。
もう少し説明すると、そのYoutuberが稼いでいる額がそんなに多く無かったとしても、「このまま自分一人で全部やってたらクリエイティブな時間が損なわれ、結果としてこれ以上チャンネルを成長させられない」と考えているわけです。
簡単な話、儲かり始めた店がもっと回転させる為にバイトを雇うのと同じことです。更に例えるなら、スティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニャックの関係ですね!
要するに、編集を外注することを視野に入れているということです。
幸いにもYoutuberの方とは色んな角度からコンタクトが取れますので、積極的にDMを送ってみましょう。「この人はもう間に合ってそうだな~」とか考えずに送りまくりましょう。
もしかしたら、本当に間に合ってるかもしれないけど、その人の周りに紹介して貰える可能性だってあります。
というわけで、割とゴリゴリな営業の話をさせて頂きましたが、クラウドソーシングで仕事を取る以外となると、やはり自ら営業ということになります。
もちろん知り合いに知らせておくことで、仕事が舞い込んでくる事があるかもしれませんが、最初のうちは期待しない方が良いと思います。
副業で動画制作をする方法と注意点のまとめ
1.クラウドソーシングを使った案件獲得方法
1-1.どこに登録するか?サービス別特徴 → 3社に登録
1-2.登録する内容と注意点 → 顔写真は重要&出来ないことは書かない
1-3.案件の選び方 → 選り好みせずアタック&自分のモチベーション管理
2.その他の案件獲得方法
2-1:オンラインサロン運営者 → Facebookグループが狙い目
2-2:そこそこ収益が上がってそうなYoutuber → 臆することなくアタック
儲かるかどうかの話についてですが、一本あたりの単価は低い部類です。
完成尺10〜15分の簡単な編集で1000円〜3000円、良くて5000円といったところでしょうか。あと、自分の時間を切り売りする種類の仕事である以上は「労働」ですので、儲かるという表現は適切では無いと思います。
ただし、短い時間で多くの案件をこなせるようになれば割が良い仕事になるでしょうし、楽しんで仕事が出来るなら、それも割が良いという事になるのかもしれません。
僕自身も¥5,000の編集案件に10時間使ってしまったことがありますし
失敗と改善を繰り返しながら継続してます。
皆さんも是非気長に取り組んでみて下さい!
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