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カメラのレンズ選びで失敗しない神ツールを紹介!【Canon&SONYユーザー必見!】

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カメラのレンズ選びで失敗しない神ツールを紹介!【Canon&SONYユーザー必見!】

カメラのレンズ選びというのは、とにかく慎重さを極めます。
初めてレンズキットのカメラを購入する時と違って、色んな知識が身についていますから、絶対に失敗したくないんですよね。
しかしレンズの特徴というのは、焦点距離で撮れる画角が違うのは当然として、それに加えて「軽さ」「シャープさ」「ボケ感」「周辺光量」「歪み」など、様々な条件が交錯しているので、正直カタログスペックだけ見ても判断しにくかったりするものです。

なので、大体の方がYoutubeのレビュー動画を見たり、店頭に足を運んだり、レンタルしてみたりして「使用感」を確認していると思うのですが、この記事ではもう一つのとっておきのチェック方法をご紹介したいと思います!

ご紹介するツール(サイト)はこちらです。
»The-Digital-Picture.com

検証を交えた徹底的なレビューが各製品ごとに有り、それぞれの比較もできる便利なサイトですので、お勧めのメニューと使い方をご紹介いたします!
レンズを評価する際よく耳にする言葉だけど、実際のところあまり理解できてないという内容も、このサイトを通して理解が深まると思いますので、学習用のツールとしても役立つこと間違い無しです!




カメラのレンズ選びで失敗しない神ツールを紹介!

カメラのレンズ選びで失敗しない神ツールを紹介!

»The-Digital-Picture.com

内容は全て英語ですので、苦手な方はGoogle Chromeを使ってサイト自体を日本語に変換する事をお勧めします。
やり方は、ページ上で右クリック(control+クリック)→「日本語に翻訳」を選ぶだけです。

このサイトはフォトグラファーのBryan Carnathanが運営するもので、機材の購入やレンタルをする方に向けられた比較サイトなのですが、とにかくそのボリュームがバケモノ級なのです。
個人の運営ということもあり、ラインナップにやや偏りを感じますが、Canon、SONYのユーザーであれば役に立てて頂けると思います。

メニューは沢山ありますが、その中でも特に面白いツールを3つご紹介したいと思います。



まず、サイトにアクセスすると、カテゴリー別で各製品の細かいレビューを選択できるようになっております(画像:左)。
今回はレンズの比較を行う為、メニューバーの「Tool」をクリックします。
そうすると、右側の画面が開きます。

カメラのレンズ選びで失敗しない神ツールを紹介!

レンズ比較ツールは以下の通りです。

  • Lens Image Quality (レンズの画質)
  • Lens MTF (レンズMTF)
  • Lens Vignetting (レンズケラレ*周辺光量)
  • Lens Flare (レンズフレア)
  • Lens Distortion (レンズの歪み)
  • Lens Specifications and Measurements (レンズの仕様と測定)
  • Lens Product Images (レンズ製品画像)
  • Lens Product Images [Big Lenses] (レンズ製品画像[ビッグレンズ])

どのツールも素晴らしいですが、その中でも割と馴染みのある3つをピックアップいたします。




Lens Image Quality (レンズの画質)

カメラのレンズ選びで失敗しない神ツールを紹介!

よく「このレンズは絞り値が、f〇〇の時一番シャープです」という言葉を耳にしませんか?
このツールは、レンズの焦点距離や絞りを変えた場合、どのように写るかを確認する為に使います。
流石に1mm単位とまではいかないですが、それでもかなり参考になります。

カメラを変えて試すこともできるので、組み合わせによるパオーマンスの最高到達点を把握しておくには便利ですね!




Lens Distortion (レンズの歪み)

カメラのレンズ選びで失敗しない神ツールを紹介!

レンズの歪みを比較できるツールです。
一般的には広角側に向かうほど「樽型歪曲」が出やすく、望遠側に向うほど「糸巻き型歪曲」が出やすいと言われております。
これらを歪曲収差と呼び、短焦点レンズは構造の関係もあって歪曲収差がほとんど見られませんが、ズームレンズの場合はレンズによって様々ですので、事前にしっかり把握しておきたいところです。
このツールは、レンズと焦点距離を選択し、更に別のレンズと比較できるので、具体的な違いを把握するにはもってこいツールです。

手持ちのレンズが一番綺麗に写る焦点距離を把握する為にも使えます^^

関連記事
»【カメラマン向け】動画や写真で被写体が太って見える理由と対策




Lens Flare (レンズフレア)

カメラのレンズ選びで失敗しない神ツールを紹介!

意外と忘れがちな特徴の一つが「フレア」と「ゴースト」です。
カメラ用のレンズは、何枚ものレンズを組み合わせて作られており、強い光に向けると、レンズの間やカメラ内部で光が反射し、独特な見え方をします。

当然レンズによってフレア/ゴーストの出方は違いますし、焦点距離や絞りを変えると更に変化します。
そのパターンだけでも知っておくと、光を生かした狙い通りの撮影ができますね!




レンズ別レビューには絞りの比較例も!(ボケ具合)

カメラのレンズ選びで失敗しない神ツールを紹介!

3つのお勧めツールとは別でもう一点ご紹介します。
レンズ別のレビュー記事には絞りの比較が掲載されており、ボケ具合や特徴を確認する事ができます。
解放時のボケは大抵綺麗ですが、問題は絞った場合に絞り羽根の枚数によっては雰囲気が変わりますので、その辺りも含めて確認できるのは嬉しいですね!


本当に充実したボリュームです。




勿論カメラの比較もできる!

勿論カメラの比較もできる!

勿論カメラの比較も抜かりないです!

とは言え、Canonに大きく偏っており、続いてSONY、Nikonというボリュームの順番になります。
なのでCanon EOS R3やR5などに興味がある方にとっては凄く有り難いシミュレーションになると思います。




カメラノイズ

勿論カメラの比較もできる!

上の画像は Canon EOS Rで露出-1、ISO12800で撮影した場合のノイズ量です。
撮影条件は割と細かいステップで変更できます。

カタログには毎回”高感度時のノイズ低減”と書かれていても、使った実感としてはそこまで大した事ないと感じる場合も多いと思いますので、こういったツールで過去のモデルと比べてみる事で、その違いがわかりますね^^




各カメラのレビューが濃厚!

カメラのレビュー内容がこれでもかと言うぐらい濃厚です。
いくらスクロールしても記事が終わらないです。
これは説明するより見て頂いた方が早いのですが、文章がしっかりしているのでGoogleの翻訳が綺麗にはまるのは嬉しいポイントです。
探している情報は、大体ここで見つかりますね。
»Canon EOS R3 Review



レンズやカメラ選びの際に大活躍するツール「The-Digital-Picture.com」についてご紹介させて頂きました。
是非ブックマークに登録して下さい^^




まとめ

まとめ

例えば何となく「広角レンズだとディストーションが酷いかも」と思いがちですが、製品によってはそんな事無かったりするので、色んなレンズを見比べて自分にピッタリのレンズを見つけるきっかけになるかもしれないツールですね。

この神ツールを作ってくれたBryan Carnathanに感謝します。

レンズの特徴、良し悪しを判断する際、よく耳にする言葉の意味を理解する上で非常に役立つツールであることは間違い無いです。
是非学習用としてもご活用下さい!

では^^


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映像雑学, 機材
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Shinpei Nakamura(ADEMOYO)

ビデオグラファーのShinpei Nakamuraです!
EOS Movieに衝撃を受けて映像を始めました。
2014年「ADEMOYO」として映像制作をスタートし、2018年まで会社勤めと並行して行なっておりましたが、現在はフリーのビデオグラファーとして活動しており、広告映像(CMやMV等)の制作、イベント撮影、スチール撮影を行なっております。
個人の作品や、デモリールは上記のYoutubeリンクよりご覧下さい^^
このブログでは、カンタンに出来るビデオ撮影方法から、こだわり抜いた撮影/編集まで、割と広めの役立つ情報を公開していこうと思っています!
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