Indieemotion

動画・映像制作の役立つ情報を発信するブログ「 インディーモーション」

【2022年最新】Canonのミラーレス一眼を種類別に解説

投稿日:2022-06-21 更新日:

ここ数年で、Canonのミラーレス一眼が盛り上がって来ているけど、種類が多くなってきて、何を選べば良いのかわからない(汗)

SONY派だけど、一応一通り知っておきたい


そんな疑問にお答えします。



まず初めに、Canonのカメラで撮った写真や映像は物凄く美しいです!
肌色の発色もそうですが、長年培われてきた光学技術によるEF/RFレンズとの組み合わせで実現する描写性能の高さは、流石としか言いようにありません。

今Canonが気になっているという方は、おそらく表現力に対する考えの結果、EOSを検討されているのではないでしょうか?
数年前まではSONYの独壇場でしたので、最近のCanonの動きを見ていると、期待してしまう気持ちは凄くわかります!

ということで、この記事ではCanonのミラーレス一眼EOS Rシリーズを種類別にまとめさせて頂きます。
これからカメラを始められる方、乗り換えを検討中の方は、漠然としていたCanonのカメラが、それぞれどういう位置付けなのか理解することが出来ますので、購入にあたっての判断材料にして頂けるはずです。

動画に関するスペックにも注目です!



Canonのミラーレス一眼を種類別に解説

ご紹介する機種は以下の通りです。
一眼レフとミラーレスの違いが曖昧と言う方は、先に今さら聞けない一眼レフとミラーレスの違い【初心者必見!】をご覧ください。

  • EOS R3
  • EOS R5
  • EOS R6
  • EOS R
  • EOS R7
  • EOS R10

2022年6月現在、フラッグシップ機となるはずの「EOS R1」はまだリリースされておりませんが、それ以外の基本ラインナップは揃った状態です。



EOS R3

2021年11月27日発売
2,410万画素の新開発裏面照射型積層型CMOSセンサーを搭載した、現行の最上位機種。
そしてこちらも新開発のデュアルピクセルCMOS AF IIによる高いピント精度と、各種トラッキング機能の充実は圧巻です。
中でも注目なのは、カメラが撮影者の視線を検出し、視線の位置にAFフレーム/AFエリアを移動するという視線入力機能の搭載で、動画に関しては6K 60P RAWの内部収録、C-Log 10bitに対応。
キャッチコピーである「無双」の名に恥じないカメラです。
Canon EOS R3 ボディ

有効画素数2410万画素
センサーサイズフルサイズ
連続撮影速度最高約30コマ/秒
測距点最大4779ポイント
常用ISOISO100~102400
動画記録サイズ(最大)6K RAW(60fps)
動画フレームレート(最大)4K DCI(120fps)
RAW収録内部収録
C-Log
Wi-Fi
質量約822g
価格¥748,000(税込)*2022年06月 ヨドバシ価格






EOS R5

EOS R5

2020年7月30日発売
世界初8K/30P動画撮影と4K/60P撮影を武器に鳴り物入りで登場した次世代フルサイズミラーレスカメラ。12bit RAWの内部記録も実現し、注目されておりましたが、8K RAWはあるけど4K RAWはありません。
あと、公式サイトで説明されているように、温度上昇にともなう動画撮影時間の制限があり、あれこれ言われておりますが、写真機としては現行の機種内で最大の4500万画素を有しており、「5」をしっかり継承している安定したカメラです。
Canon EOS R5 ボディ

有効画素数4500万画素
センサーサイズフルサイズ
連続撮影速度最高約12コマ/秒
測距点最大5940ポイント
常用ISOISO100~51200
動画記録サイズ(最大)8K RAW(30fps)
動画フレームレート(最大)4K (120fps)
RAW収録内部収録
C-Log
Wi-Fi
質量約650g
価格¥506,000(税込)*2022年06月 ヨドバシ価格






EOS R6

EOS R6

2020年8月下旬発売
ポジション的にはR5の1つ下となりますが映像処理エンジンにはDIGIC Xを採用したフルサイズミラーレスカメラ。
RAW撮影こそ無いものの、4:2:2 10bitのC-Log記録を搭載しており、オーバーサンプリング4K/60Pや、フルHD/120Pでも可能との事で期待が高まります。ただし温度上昇にともなう撮影時間の制限はあります。
R5との大きな違いは、有効画素数が2010万画素と言う点と、ボディ上部に液晶が無く、モードダイヤルが配置されている点です。
Canon EOS R6 ボディ

有効画素数2010万画素
センサーサイズフルサイズ
連続撮影速度最高約12コマ/秒
測距点最大6072ポイント
常用ISOISO100~102400
動画記録サイズ(最大)4K (60fps)
動画フレームレート(最大)フルHD (120fps)
RAW収録
C-Log
Wi-Fi
質量約598g
価格¥335,500(税込)*2022年06月 ヨドバシ価格






EOS R

EOS R

2018年10月25日発売
キヤノン初となるフルサイズミラーレスカメラです。
有効画素数は約3030万画素と言うことで、一眼レフのEOS 5Dmk Ⅳユーザーの移行を勧めるかのような仕様です。
驚くことに、動画性能も5Dmk Ⅳとほぼ同じで、4Kはクロップ(画角が狭くなる)をそのまま引き継いでおり、がっかりされた方が多かったようですが、C-Logは標準搭載で、4K記録時は4:2:2 10bitでのHDMI出力に対応しています(カメラ内部記録時は4:2:0、8bit 記録)。
Canon EOS R ボディ

有効画素数3030万画素
センサーサイズフルサイズ
連続撮影速度最高約8コマ/秒
測距点最大5655ポイント
常用ISOISO100~40000
動画記録サイズ(最大)4K (30fps)
動画フレームレート(最大)HD*(120fps) *1280×720
RAW収録
C-Log
Wi-Fi
質量約580g
価格¥214,500(税込)*2022年06月 ヨドバシ価格






EOS R7

2022年6月23日発売
EOS Rシリーズ初のAPS-Cサイズセンサーを搭載し、高速連写と高画質を両立したミラーレスカメラです。
一眼レフのEOS 7DがAPS-C機のハイエンドモデルだった事からも「7」を継承したEOS R7への期待は大きいです。
実際の所は7Dの後継機ではなく、どちらかと言うと80Dや90Dなどの2桁機種に相当するようですが、AF/AE追従で最高約30コマ/秒の高速連写や、多彩なトラッキング機能はEOS R3に匹敵しますし、動画においては7Kオーバーサンプリングによる高画質な4K動画が実現可能。それが20万円以下とは凄過ぎます!
Canon EOS R7 ボディ

有効画素数3250万画素
センサーサイズAPS-C
連続撮影速度最高約30コマ/秒
測距点最大5915ポイント
常用ISOISO100~32000
動画記録サイズ(最大)4K UHD Fine(30fps)
動画フレームレート(最大)フルHD(120fps) / 4K UHD (60fps)
RAW収録
C-Log
Wi-Fi
質量約530g
価格¥197,780(税込)*2022年06月 ヨドバシ価格






EOS R10

2022年7月下旬 発売
EOS R7と同時に発表されたAPS-C機で、R10はスタンダードモデルとしての位置付けです。
内蔵ストロボが搭載されており、429gという軽さなので初心者向けかと思いきや、メカシャッター/電子先幕時にAF/AE追従で最高約15コマ/秒、電子シャッター撮影時は最高約23コマ/秒の連写というEOS R7に匹敵する連写性能。
動画は6Kオーバーサンプリングの4K30P(クロップで60P)の撮影が可能。
価格は税込128,480円!
Canon EOS R10 ボディ

有効画素数2420万画素
センサーサイズAPS-C
連続撮影速度最高約23コマ/秒
測距点最大4503ポイント
常用ISOISO100~32000
動画記録サイズ(最大)4K UHD(30fps)
動画フレームレート(最大)フルHD(120fps) / 4K クロップ (60fps)
RAW収録
C-Log
Wi-Fi
質量約382g
価格¥128,480(税込)*2022年06月 ヨドバシ価格




RFマウント以外のミラーレス一眼

Canonのミラーレス一眼にはRFマウント以外にも、「EF-M」というマウントが有ります。
その中から2機種ご紹介します。



EOS M6 Mark II

2019年9月27日発売
キヤノン初となるミラーレス一眼カメラ「Mシリーズ」の6世代目。
普段づかいのカメラとして手軽に扱えるこのモデルは、SONYで言うところのα6400などと同じポジションのAPS-C機です。
と言っても、有効画素数約3250万画素で、最高約14コマ/秒の高速連続撮影+と最高約30コマ/秒のRAWバーストモードにより、高速連写が可能というパワフルさ。
また、動画に関しては、クロップなしの4K30Pに対応し、フルHD120fpsのハイフレームレート撮影が可能。
一つ残念なのは24p(23.976)の撮影モードが無く、一番近いので25Pという仕様。
EOS M6 Mark II ボディ



EOS Kiss M2

2020年11月20日発売
EOS Rシステムの勢いが凄いので見落としがちになりますが、まだ登場して間もないAPS-Cミラーレス一眼カメラです。
手のひらに収まるコンパクトさなのに、グリップがしっかりしており、ファインダーも有り、液晶はバリアングルという優れもの。
AF性能が向上しており、動画撮影時にも瞳AFが対応するようになっておりますので、Vlogなどにも使いやすいカメラです。
EOS Kiss M2




まとめ

Canonのミラーレス一眼を、種類別に解説させて頂きました。
一時はSONYやPanasonicのミラーレス一眼が優勢で、実際にCanonの開発スピードが遅かった印象が拭いきれませんが、今はそんなこともなく、持ち前の光学技術に加えて、AFの精度、使いやすさも向上し、魅力的なラインナップを展開しているCanonです。

これからカメラを始められる方、乗り換えを検討中の方にとって、漠然としていたCanonのカメラの位置関係を少しでも整理出来たなら幸いです。

ではまた!

機材
-, ,

関連記事

GPUとは?動画編集に適したMacの選び方【意外な落とし穴に注意!】

本格的に動画編集用にパソコンを買おうと思って友達に相談したら、こんな事言われたこと無いですか?「動画編集やるならMacが良いよ」「GPUが良いやつ選んだ方が良いよ」「Windowsの方がGPU良いんやで」「ノート買うんやったら限界あるで」結局どうしたらいいの???
そもそもGPUって何??ってなりますよね。

5万円台の単焦点 FE 85mm F1.8を作例付きでレビュー!

5万円台で手に入るSONYの単焦点レンズFE 85mm F1.8(SEL85F18)。 ソニーの85mmと言えば真っ先に『FE 85mm F1.4 GM』が思い浮かびますが今回レビューするレンズはFE 85mm F1.4 GMと比べて価格…

なぜMacはクリエイター向けなのか?【プロは好き嫌いで選ばない】

なぜ多くのクリエイターはMacを使っているのか? 漠然と「デザイナーや、クリエイティブ系の人達に向いてる設計だからじゃないかな?」という気はするけれど、いまひとつ理由がハッキリしない。 でも、いざ自分が新しく買うとなると、その辺…

Vlogにお勧めの組み合わせ「α6400+シグマ16mm」を解説

VlogやYoutubeの撮影用のカメラは何を買えば良いのか?こういったご相談頂くことがございますが、大抵の場合SONYのα6400とシグマ16mm F1.4をお勧めしております。価格はカメラ本体とレンズを併せて約15万円と決して安く…

愛される理由が解る ZEISS Batis 2/40mmレビュー

みんな口を揃えて Batis 2/40mm CFが使いやすいって言うけど、何故こんなに愛されてるの? 「なるほど!!」って思えるリアルなレビューを聞きたい! そんな疑問にお答えします。 本記事の内容 Batis 40mmの良い点 5つ…





Indieemotion(インディーモーション)管理人
Shinpei Nakamura(ADEMOYO)

ビデオグラファーのShinpei Nakamuraです!
EOS Movieに衝撃を受けて映像を始めました。
2014年「ADEMOYO」として映像制作をスタートし、2018年まで会社勤めと並行して行なっておりましたが、現在はフリーのビデオグラファーとして活動しており、広告映像(CMやMV等)の制作、イベント撮影、スチール撮影を行なっております。
個人の作品や、デモリールは上記のYoutubeリンクよりご覧下さい^^
このブログでは、カンタンに出来るビデオ撮影方法から、こだわり抜いた撮影/編集まで、割と広めの役立つ情報を公開していこうと思っています!
皆さんのお役に立てれば幸いです^^