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【定説はもう古い】一眼レフとミラーレス一眼カメラの違いとは?

投稿日:2020-07-27 更新日:

一眼レフとミラーレス一眼に関する定説はもう古いです。

ミラーレス一眼が登場して10年が経ちますが、毎年各社がこぞって最新鋭の機種をリリースしており、目を引くのはやっぱりミラーレス一眼で、主戦場もそこにあります。

かつてはエントリーモデル(入門機)という認識の高かったミラーレス一眼ですが、今や主力商品として確実に進化しており、問題点もどんどん解消されております。

その点を踏まえて情報を整理してみると、既存の情報は残念ながら機材の進歩に対して遅れを取っている印象が強いというのが正直なところです。

この記事では、「次買うカメラはどっちにしようかな~?」とお悩みの方が、一眼レフとミラーレス一眼の違いについて、しっかり把握できるよう最新の情報を織り交ぜて解説してまいります。

そもそも一眼レフとミラーレス一眼カメラの違いとは?

違いは大きく分けて2つあります。

  • 1つ目は、機械的な構造の違い
  • 2つ目は、機械的な構造の違いによって生まれた差


非常にシンプルな話です。


機械的な構造の違い

ミラーレス一眼には、カメラ内部で光を反射させてファインダーに映し出す為の「ミラー」と「ペンタプリズム」およびそれらを補助するパーツが存在しません。

それゆえにミラーレス一眼カメラは小型軽量化に成功し、コストを低くすることに成功しております。

シンプルですね!



機械的な構造の違いによって生まれた差

上記の構造上の理由から、ミラーレス一眼のファインダーはEVF(電子ビューファインダー)と言ってセンサーから送られてくる映像を電子的に見る方法となります。
あとは、上記でお伝えした通り小型軽量となります。

これが構造の違いによって生まれた差です。

ここでは構造が違うという事と、それゆえに差が生まれるということだけ理解して頂ければ大丈夫です。

次は構造の違いによって生まれたメリットとデメリットを紹介します。



それぞれのメリットとデメリット

一般的に、「メリット」「デメリット」という言われ方をしますが、どんなことに使うかによって、それがメリットなのかどうなのかというのは変わると思いますので、単純に「比較」をさせて頂きます。

まずはこちらの表をご覧ください。


一眼レフとミラーレス一眼カメラの違い

 一眼レフカメラミラーレス一眼
1.サイズ大きい小さい
2.重量重い軽い
3.レンズのラインナップ多い少ない
4.バッテリーの耐久性長い短い
5.ファインダーのタイムラグ無い有る
6.測距点の多さ少ない多い
7.イメージセンサー同じ 
8.画質同じ 
9.手ぶれ補正同じ 
10.操作機能性同じ 

上記の結論に至る理由と、補足事項を詳しく解説してまいります。

  • サイズと重量
    構造上ミラーレス一眼の方が軽くなります
  • レンズのラインナップ
    歴史のある一眼レフと比べるとミラーレス一眼対応のレンズは確かに少ないです。
    ただし、レンズコレクターのように何十本も所有したいという方以外にはほぼ関係のない話です。
    例えばこれからカメラを買う方で、3~5本レンズを買うことを想定するとして、今出回ってるレンズでは満足出来ないという状況になりますか??「何が何でも一眼レフ用のあのレンズで撮りたいんだ!」という方がいらっしゃるとしたら、もう結論は出ていますよね。。
    現在販売されているミラーレス一眼用のレンズは数が少ないと言っても、古いレンズが無いからであって、ここ数年のリリース量を考えれば心配する必要はまったくありません。
    スポーツや報道で使われるような望遠レンズのラインナップが弱いという事実はありますが、その分野の方々はミラーレス一眼用の望遠レンズが多かったとしても一眼レフを使う理由が有るので、それは後ほど解説いたします。
  • バッテリーの耐久性
    同じぐらいのグレードのカメラでバッテリーの持ち時間を比べると一眼レフの方が長持ちするというのは、ミラーレス一眼が単純に電子ビューファインダーを使っている為、電源を入れたままだとバッテリーを食うという話です。
    動画を撮る方はそもそもライブビューを使うと思うので、一眼レフ使っててもバッテリーは食いますよね。
    そういう事なんです。
  • ファインダーのタイムラグ
    ミラーレス一眼は電子ビューファインダーを使っている為、光学式の一眼レフと比べると若干の遅れがあります。
    ですがこれも改良されてきておりますので、機種にもよりますがほとんど気にならないレベルです。
    レンズのラインナップの話で、スポーツや報道のカメラマンの話が出ましたが、彼らはその微妙な遅れが気になるので一眼レフを使うという話です。
    ちなみに我々が普段使っているスマホのカメラだって光学式ではないので若干遅れますが、あまり気にされている方はいないと思いますし、現行のミラーレス一眼は当然スマホ以上に優れていますので、あまり気にしなくても良いと思います。
  • 測距点(そっきょてん)の多さ
    測距点とはピントを合わせられる位置/範囲のことを言います。
    一眼レフは構造上中心に寄りがちですが、ミラーレス一眼は広範囲にピントを合わせる事が出来ます。ようやく「差」らしい差が出てきました。
    ちなみにAF(オートフォーカス)の速度は機種にもよりますが、一部ではミラーレス一眼カメラが一眼レフを追い越してますね!
  • イメージセンサー
    上位機種ではどちらもフルサイズのセンサーです。中~下位モデルなら一眼レフもミラーレス一眼もAPS-Cセンサーやマイクロフォーサーズなので、ここに差はありません。
  • 画質
    これはセンサーや画像処理エンジン、あとはレンズによって変わるものなので、一眼レフだからどうとかいう話ではありません。
    条件が全く同じなら、撮れる写真や動画の質感はメーカーや機種による”個性”の違いぐらいです。
  • 手ぶれ補正
    ミラーレス一眼だから手ぶれ補正が凄いとかいう話ではありません。
    最近だと5軸手ぶれ補正が搭載されている機種も出てきておりますが、CanonのエントリーモデルEOS Kiss X10i(一眼レフ)にだって搭載されています。
    手ぶれ補正に関しては、どちらかというと入門機に積極的に搭載していく傾向はありますね。(上手に撮れるように)
  • 操作機能性
    これもどっちがどうという話ではありません。
    ミラーレス一眼がエントリー機(入門機)として認識されていた7~8年ぐらい前なら、確かにおまけ機能みたいなものとか、便利で簡単な機能性とかを売りにしてたかもしれませんが、これは手ぶれ補正の項でも説明したように、初心者向けの機種に多い事なので、ミラーレス一眼に限らず一眼レフでも同じ事が言えます。
    カメラメーカーが機種ごとにどの機能を搭載するか、うまいこと調整しているので比較出来ないですね。

以上のように、若干使い勝手が違う部分はありますが、どっちが劣るとかいう話でも無い事が解って頂けたでしょうか?

それよりも何よりも、ミラーレス一眼への固定概念がいまだに尾を引いており、古い情報と入り乱れておりますが、現在のミラーレス一眼はカメラメーカーの主力商品であって、まだまだ進化していくことでしょう。



一眼レフは今後どうなるのか?

ある程度成熟した一眼レフは一定の需要が有る限り残り続けるでしょうが、レンズ交換式カメラの主力はミラーレスカメラで間違い無いでしょう。

もしかするとデジタル化の波に飲まれた音楽業界で言うところのTechnicsのターンテーブルのように、将来値段が2倍ぐらいに高騰したりして、それでも愛用する人が一定の割合存在して、みたいな感じになるんでしょうか。
まぁこれに関しては勝手な想像ですが。

「いつの時代にも 金じゃあ買えない旧式デバイスへの熱きノスタルジーを捨てきれない輩がいるってことさ」 

攻殻機動隊 S.A.C 第三話よりバトーのセリフ

とは言え、まだまだ一眼レフとミラーレスカメラの2本柱の均衡は保たれると思います。


というわけで、一眼レフとミラーレスカメラの違いをまとめさせて頂きました。

微妙な差こそあるものの、時代の流れ的にはミラーレスに断然追い風といった具合です。

ミラーレスカメラのいわゆるデメリットとしてあげられる点も、プロで何か1つのジャンルに特化されている方にとっては大きな問題であっても、これからカメラを買おうという方には大した問題では無いということもご理解頂けたのでは無いでしょうか?

カメラ購入時の参考になれば幸いです。

ではまた!




機材
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Shinpei Nakamura(ADEMOYO)

2014年から映像制作を開始。
制作案件はMVを中心にライブビデオや企業/店舗のPRビデオまで幅広く、企画から撮影/照明/音声/編集に到るまで基本ワンオペのハードモードFilmmaker。ヒーヒー言いながらやってます。
旅と屋台を愛し、2019年はストック素材撮りと称して1年弱アジアからヨーロッパを彷徨いながら撮影を敢行。超楽しかったです(^^)
このブログでは、誰でもカンタンに出来るビデオ撮影方法から、こだわり抜いた撮影/編集まで、割と広めの役立つ情報を公開していこうと思っています!