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独学とTechAcademyを比較!動画編集を学ぶコストが安いのはどっち?

投稿日:2020-12-12 更新日:

比較って言っても、独学はタダなんだし比べる意味あるの??

良いところに着目しましたね!一般的にはその考え方でOKですが、大なり小なりビジネスとして考えていく場合はそうでもないのですよ!

どう言うこと??

僕も副業でやろうと思ってるんだけど関係あるのかな?

そうですね!

趣味ではなく、ビジネスとして新しいスキルを習得する場合のコストの考え方は一貫してますので、新入社員の研修期間の事などを思い出しながら一緒に考えてみましょうか!

因みにあなたの立場は、あなたを雇用している社長さんですよ^^

うむ、聞かせてみたまえ。


動画の需要が年々高まる中、副業または本業で動画を扱えるようになる為に、スキルの習得を考えられている方は数多くいらっしゃるとおもいます。

そして、その習得方法について独学でやるのか、オンラインスクールに通うのか、悩まれている方も多くいらっしゃると思います。

今回は人気のオンラインスクールTechAcademyと独学を比較した場合のコストについて考えてみたいと思いますが、冒頭の会話でご説明した通り、ビジネスとして考える場合、独学が必ずしも安いとは限りません。

そもそもスクールに通う必要があるのか?
例えばTechAcademyの動画コースの場合、*4週間コースで¥149,000(税別)の費用となります。

*2020年12月の価格
*現在は¥159,000(税別) 2021年1月

教わる内容は完全初心者向けですので、ある程度の知識やスキルがある方は受講する必要が無いと僕は思っています。

ではどんな方がオンラインスクールに向いているかというと、下記がその例になります。

  • これから動画の勉強を始めようと思う初心者の方
  • 今後動画編集でビジネスを検討されている方
  • 1人だとついサボりがちになる方
  • 独学だと挫折しそうな方
  • 遠回りしたくない方

»TechAcademy動画編集コース


TechAcademyの動画コース(4週間)の場合、1日の学習時間目安は8~10時間で計算されてますので、金額設定と学習時間のバランスで考えると自動車免許の合宿に近いものを感じます。

もちろん動画編集に「免許」は存在しませんが、基礎をまとめてドバーっとインストールする事で、とりあえず一通り運転出来るようになるイメージで、動画に関しても同じだと思っています。

では今回のお題「独学とTechAcademyでコストが安いのはどっちか?」についての僕の見解ですが

同じボリュームを1.5倍の時間以内でマスターできるなら独学の方が安いです。逆にそれ以上時間がかかるならTechAcademyで学ぶ方が安くなります。


これはコストの計算のしかたによる違いなのですが、なぜそうなるのか?
この記事でじっくり説明していきます。

因みに、ビジネス視点の判断基準をプラスすることで、今後の計画がよりクリアになると同時に、仕事してる感もアップするので、より積極的に取り組めるかと思います^^



そもそもお金を払って何を買おうとしているのか?

そもそもお金を払って何を買おうとしているのか?

何を買おうとしているのか?

若干語弊があるかもしれませんが「お金儲けのスキル」ですよね?

これは別に悪い話とかではなくて、会社で研修やセミナーを受けさせられることってあると思うのですが、実務の時間を割いてまでそのスキルや知識を従業員に備えさせることで会社はさらなる利益を産もうとしているわけです。
それが直接的な利益では無いにしても、総合的に考えて利益に繋がるからです。

スキルの習得というのは、パソコンで言えばソフトウェアのインストールのようなもので、元々備わってない機能を、有料または無料で追加することで「確実に便利になる」ことに似ています。

その便利さを手にする為に引き換えたものは以下の2点

・お金
・所要時間

仮に欲しいソフトを自作で作れるなら無料で手に入れられますが、その分所要時間は肥大しますよね。(ちゃんと機能するのか心配ですが…)

というわけで、スキルの習得=自身の拡張であり、拡張する事によって仕事の幅を広げ、利益や価値を生もうとしている。
という考え方になります。



独学とTechAcademyを比較

独学とTechAcademyを比較

本題に入りたいと思います。

独学とTechAcademyどっちが安くつくのか、比較しやすくする為に、同じ教材を使った例で進めていきます。

TechAcademyで使われている教材はこちらになります。
「プロが教える!Premiere Pro デジタル映像編集講座 CC対応」

価格は 約3,000円 (Kindle版:¥3,114)

今回は下記の4週間(28日)のプランを比較の対象にいたします。

TechAcademy料金表



目に見えるコスト

目に見えるコスト
  • 受講料
    独学だと0円、TechAcademyのオンラインスクールは¥149,900(税別)です。
  • 教材費
    同じ内容を学ぶ事を前提としてますので、どちらも約¥3,000です。
  • 完了目安
    ここが大きなポイントになります。
    TechAcademyの受講要件として、「時間の確保」が上がっておりますが、カリキュラム通りに進めた場合4週間(28日)でマスターするスケジュールですが、独学の場合はどうでしょうか?

同じボリュームを同じ時間内にマスター出来るかどうか?
これには幾つかの要素が大きく絡んできますので、次はその説明を致します。



スケジュール通りにマスターする上で重要な要素

スケジュール通りにマスターする上で重要な要素
  • メンタリング
    パーソナルメンターと1回30分のビデオチャットで質問できるサービス。
    受講者が最長する為のサポートシステムで、期間中7回設けられています。事前に質問を整理しておく事で、限られた時間を有効活用出来ますし、何よりも現役の動画クリエイターとの定期的なコンタクトは学習意欲の向上に繋がると思います。
  • チャットサポート
    パーソナルメンターにチャットで質問できる機能ですが、その場ですぐ回答を得られるかどうかはその時次第となりそうです。
    在宅ワークの経験者なら解るかと思いますが、回答が来るまで動けないから待ってるというのは非効率なので、そこは上手に作業配分を組む他ないですね。
  • 強制力(ケツ叩かれ感)
    誰かが進捗を見ているという環境は、学習の質とスピードを上げる上で大きな後押しとなります。
    自分1人でやってると、どうしても気が抜けちゃいますからね^^;
  • プロの承認(自信)
    一つずつスキルを上げていくのは中々気が遠くなる話で、特に初めての分野だと自分が今何を勉強しているのか見失いがちですが、メンターと直接やり取りできる環境では、自分の成長度合いを確認出来ますので、迷いなく前へ進むことができます。
  • 正確な情報
    独学の場合でもYoutubeなどで検索すれば、大抵答えは見つかります。
    ただし、そのやり方が一番簡単なのかどうかは自分で判断できませんので、誰か質問する相手が居るということは大きなアドバンテージとなります。
  • 学習内容の取捨選択
    正直言って「実用的じゃない機能」というのはどのソフトにもあり、制作スタイルによってまちまちです。
    それが解っていて特定の範囲のみ学びたいという事であれば、独学が効率的かもしれませんね!

以上の6つが、スケジュール通りに学習を進められるかのカギとなります。



動画編集を学ぶコストが安いのはどっちか?

動画編集を学ぶコストが安いのはどっちか?

それではいよいよ確信に迫りたいと思います。

・ビジネス視点でのアカデミー
・学習に割く時間(コスト)
・2ヶ月目以降の売り上げ


ビジネス視点でのアカデミー

会社が新入社員に研修の時間を割いたり、実務時間を割いてセミナーを受けさせたりするのは、その先の利益を得る為に必要な事だからという点に最初の項で触れました。

入社1ヶ月目が丸々研修だと仮定しましょう。
その時の研修生は、完全無欠の「穀潰し」です。

もちろん会社側はその分のコストも計算していますから、しっかり学んで、その後しっかり会社を潤わせてくれれば問題ないわけですが、その時間はコストである事に間違いありません。


備えさせたいスキル

会社はなにも新人をたった1ヶ月でトップセールスマンに育てようなんて考えていません。
最低限の商品知識や、業務で使うツールの操作など、本当に基礎中の基礎しか教えることは出来ません。

にわか仕込みのまま現場に出してしまうと、もう一回勉強させたくてもその時間を確保することが難しくなるので、最初にみっちり基礎を学ばせるといった側面もあります。


コスト=時間+経費

自社の社員に研修を受けさせる場合、社員の人件費と講師の人件費が発生します。
でも必要ですから、そこのコストは仕方ありません。

これが仮に自分1人の会社で、研修を受ける従業員というのが自分の場合でも同じことが言えます。

時間はお金です。

「自分1人の研修なら無給で良いかな~」という考え方もあるかもしれませんが、そもそも事業者であれば無給も何も、仕事として時間を割いている以上、その事実に変わりがないという点は理解しておく必要がありますよね。

新しいスキルを習得するための研修(アカデミー)には時間というコストが必ずかかります。


損益分岐点

ややこしそうな言葉ですが、簡単に説明すると「いつから黒字になるか?」というポイントのことです。

自身の稼働時間以外にもAdobeへの毎月の支払いや、光熱費、パソコンなどの機材維持費、色々お金はかかります。こういった月々の経費を計算に入れて、いつから黒字になるのかを考えると、ゆったり3ヶ月ぐらいかけて勉強というのは正直考えられません。

できることなら最短でスキルを習得して、すぐに仕事をこなし始めたいですよね!

これが、ビジネスとしてスキルを習得する場合に勘定しなければいけないコストの考え方です。



学習に割く時間(コスト)

初心者なので、ちょっと安く見積もってみましたが、仮に我々の時間単価が1,500円だったとしましょう。

TechAcademyの4週間コースは、一週間あたりの学習時間の目安が40~50時間となっておりますので、一日平均8時間の学習時間として計算すると以下のようになります。

(時給1500円×8時間=12,000円 )×28日=336,000円

もちろん個々の能力によってばらつきはあると思いますが、平均してこれぐらいの時間は必要で、その時間をコストとして捉えた場合この金額になるということです。

学習に割く時間(コスト)

独学でもTechAcademyと同じ学習時間で完了するなら、当然安くつきますよね。

しかし「スケジュール通りにマスターする上で重要な要素」の項で挙げた6つの要素が学習スピードに大きく影響すると考えられますので、その分を考慮して独学の学習時間を1.5倍で計算してみましょう。

学習に割く時間(コスト)

独学のコストの方が高くなりました。
1.45倍で計算してトントンぐらいですかね。

このように、学習時間をコストとして捉えると
同じボリュームを1.5倍の時間以内でマスターできるなら独学の方が安いです。逆にそれ以上時間がかかるならTechAcademyで学ぶ方が安くなります。


お金を払うことでスケジュール通りに完了させてくれる上、確実な情報を無駄なく提供してくれるのがオンラインスクールという事になりますよね。

苦しんで手に入れたものに価値があるという風習や、手に入れるまでのプロセスで苦労していることを美徳とする癖があったり、日本の教育がそうなのかどうかはわかりませんが、そういう考えは置いておいて、合理的に判断するべきだと思います。

勿論、集中力が続くタイプで計画的に学習出来る方は、動画の知識0からでも独学で問題ないと思いますし、どの分野の学習においても実際10人中1~2人ぐらいは、初挑戦でも予定の半分ぐらいの時間でマスターしたりするもんです。

会社や学校にそういう人居ませんか?
もしくは自分自身がそうかもしれませんよね?

もし独学かオンラインスクールで迷われているなら、目につく金額だけで判断せず、過去の自分の傾向などを振り返ってトータルコストで判断するというのも大事かと思います。

»TechAcademy動画編集コース

*今回の計算では時間単価を1500円に設定したり、一日平均8時間という学習時間を当てはめた場合の結果となりますので、必ずしも全員に当てはまるというものではありません。
それよりもコストの考え方という部分に着目していただければと思います。



2ヶ月目以降の売り上げ

1ヶ月で学習が完了して、2ヶ月目から実務を行えるならコストの回収も早いですよね。
2ヶ月かけて学習する方との差は2ヶ月目で大きく開きます。

前者が2ヶ月目に5万円売り上げたとしましょう。
しかし後者は穀潰し期間中ですので、売り上げが無いどころか累計コスト更新中です。

すごくシンプルな話ですが、誰しもがお金で時間を買っています。

カフェをオープンさせようと思って物件を借りた後2ヶ月かけて自分でDIY工事するのか?業者を呼んで3週間で仕上げてすぐ開店させるのか?
殆どが後者を選択しますよね?

前者は楽しそうですが、その楽しさを結局時間というお金で買っているわけで、かなり贅沢なやり方なんです。

学習の完了スピードによって、コストの開きが生まれるという話でした。




まとめ

時間はコスト

動画編集を学ぶのに、独学とTechAcademyで、コストが安いのはどっちかというと、学習時間をコストとして捉えると、独学で1.5倍以上の時間が必要なら、TechAcademyに通う方が安いという結論です。

それ以下の時間なら独学が安いということになります。

同じ内容を同じ理解度で習得し、同じスキルが身につくのであれば、あとはそれを習得するまでにかかる時間が問題です。

会社でも個人でも、仕事の為に割く時間はコストとして考えるべきなので、そこも計算に入れると、お金を払って学んだ方が早い場合もあります。

そして、少しでも早く売り上げを出し始められるようしっかり計画しておくことで、学習費用に対して漠然とした考えが無くなるのではないでしょうか?

ちょっと小難しい話でしたが、一つの考え方として参考にして頂ければ幸いです!

ではまた!

初心者
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Indieemotion(インディーモーション)管理人
Shinpei Nakamura(ADEMOYO)

2014年から映像制作を開始。
制作案件はMVを中心にライブビデオや企業/店舗のPRビデオまで幅広く、企画から撮影/照明/音声/編集に到るまで基本ワンオペのハードモードFilmmaker。ヒーヒー言いながらやってます。
旅と屋台を愛し、2019年はストック素材撮りと称して1年弱アジアからヨーロッパを彷徨いながら撮影を敢行。超楽しかったです(^^)
このブログでは、誰でもカンタンに出来るビデオ撮影方法から、こだわり抜いた撮影/編集まで、割と広めの役立つ情報を公開していこうと思っています!