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グラフで解説!動画撮影に必要なカメラは何か?機材選びで考えるべき事

投稿日:2020-08-10 更新日:


これから動画撮影を頻繁に行い、Youtubeに投稿を考えられている方。
その中でも、機材の購入から検討されている方。

カメラ選びは特に慎重になりますよね!
一眼レフやミラーレスで撮影している方が多いので自分もそうするべきなのか、でもそんなに高い機材が必要なのか?

悩みが尽きないところですが、買い物で失敗はしたく無いと思います。

しかし失敗とは具体的にどういうことなのでしょう?
機材が使いこなせないことですか?画質が悪いことですか?

その答えは「継続出来なくなる」ということなんです。

そもそもの目的はカメラや機材を買うことではなく、コンスタントに動画を撮影し、アップロードし続けるということなので、何らかの理由でそれが叶わなくなることが「失敗」に当たるわけです。

ということで、今回この記事では、読者の皆さんが継続して動画撮影を行う為に必要な機材選びの考え方について解説してまいります。



グラフで解説!動画撮影に必要なカメラは何か?

早速ですが、下記の4種類のカメラを比較します。

  • 一眼レフ/ミラーレス
  • ビデオカメラ
  • アクションカム・ウェアラブルカメラ
  • スマートフォン

それぞれ長所と短所があるので、7つのポイントに絞って評価します。
なお、各項目のポイントは僕個人が撮影に使って感じた事をベースに一般的な評価と交えて丁度良いと思われる値を出しておりますのでご了承ください。

  1. 映像品質
  2. クセの無さ(映像)
  3. 扱いやすさ
  4. コスト
  5. 動作の安定感
  6. 耐久性
  7. カスタマイズ性

ではいってみましょう!



一眼レフ/ミラーレス

映像の品質に関してはダントツに良いですが、値段が高いのと、買ってすぐ使いこなせるわけでは無いというデメリットがあります。
正確な知識と技術があってようやく綺麗な映像を手にすることが出来るので、全くの初心者にはおすすめしにくいです。
ただし、人一倍のバイタリティーで日々勉強することが苦にならないのなら思い切って買うのもありです!

例えばこんな商品があります。
ミラーレス一眼カメラ:SONY α6400 パワーズームレンズキット
ミラーレス一眼カメラ:C EOS Kiss M ダブルズームキット
(Amazon)



ビデオカメラ

扱いやすさと動作の安定感に長けています。
軽くて持ち運びやすく、すぐに撮影できる上難しい設定もありません。
価格は3万円〜5万円程で良いものが買えるのでお手頃ですが、センサーが小さく背景がボケないクッキリハッキリな「ビデオ感」があるので、雰囲気重視の作品には向いて無いですね。

例えばこんな商品があります。
パナソニック HDビデオカメラ V360MS
ソニー ビデオカメラ Handycam HDR-CX680 TI
(Amazon)



アクションカム・ウェアラブルカメラ

乗り物や体に固定して「その目線」を楽しむ為のカメラなので、手に持って色んなものを撮る用途には向いていません、ただし自撮り棒の先に付けて常に自分が中心に映っているようなシュチュエーションや、何処かに固定したままの撮影が多いのであれば有りです。
特徴として魚眼レンズまではいかないぐらいの広角で撮れるので、屋外での撮影だとダイナミックに撮れますし、屋内でも実際より部屋が広く見えますが、その分映像の中心以外はグニャッと歪んでしまうので、好みの問題はあるかと思います。
軽くて頑丈なので多少雑に扱っても平気というのが強みですね!

例えばこんな商品があります。
DJI OSMO Action アクションカメラ
GoPro HERO7 Black CHDHX-701
(Amazon)



スマートフォン

既に持っているスマホを使えるならコストは0円ですね!
扱いやすさと安定感が抜群に良いのはもうご存知かと思います。
気になる画質ですが、晴れの日の屋外など、撮影条件が良ければビックリするぐらい綺麗に撮れますが、暗い屋内など撮影条件が悪いとザラザラの酷い映像になるのはどの機種もほぼ同じです。
ただ、映像の画質を良くする為の工夫を施せるなら、コスパは間違いなく最強です!

例えばこんな商品があります。
SONY Xperia XZ3
Apple iPhone SE



それぞれの長所と短所は把握できましたでしょうか?

何かに特化すると、何かを犠牲にするということを踏まえた上で、実際どのようにカメラを選ぶべきか。
冒頭でお伝えしたように、動画撮影をコンスタントに行う事を目的とした場合、障壁になる可能性があるのは何か?
次の項ではそこを具体的にお話しします。



機材選びで考えるべき事 

カメラに限らず、三脚、ジンバル、マイク、照明、ドローン、その他全ての機材を購入する上で大切な考え方があります。

結論から言うと
「時間を取られないかどうか」という判断基準です。

時間といっても様々ですが、例えば以下のケースが考えられます

  • 覚えるまでにかかる時間
  • 機材トラブルに対応する時間
  • 撮影開始するまでにかかる時間
  • 片付ける時間
  • 移動がスムーズに出来るか
  • 自分以外の人間に教える時間
  • データをPCに移す手間
  • 充電にかかる時間、使用可能時間
  • サポートが必要か(複数人の時間)


価格が幾らでどんな映像を撮ることが出来るのか?どういう機能があるのか?というところに気が行きがちですが、上記に挙げた時間はジリジリと首を絞めつける膨大なコストとも言えます。

これらの時間=コストが撮影の度にかかるようでは、ストレスを産みますし、撮影頻度を減らさざるを得ないか、もしくはオーバーワークが必要となり兼ねません。
想像しただけでもうんざりしませんか?
それで頓挫してしまう方も結構います。

ただ、新しく動画を始めるという事なら、どの機材を選んでもある程度の勉強時間は見積もっておく必要がありますし、うまくいかない時にあれこれ調べる必要もあります。
もしそういう事自体が苦手だというのなら、スマートフォンやビデオカメラでの撮影をおすすめします。
質はそこそこですが、継続することが苦にならないのなら、それは良い事だと思います。

一番良く無いのは、重装備にしすぎてフットワークが重くなる事です。
綺麗な映像を撮れるけど、ペースが遅すぎる&毎回おっくうで仕方ないとなると、本人は認めたく無いでしょうが失敗ですよね。

時間=コストをかけずに取り組める環境を第一に考えて機材を選ぶと、割と良い結果に結び付きます。




さて、動画撮影に必要なカメラは何か?というお題に対して、そもそもの機材選びの考え方をお話ししました。

一つ補足ですが、中にはどうしても手のかかる機材があったりします。
その場合「そういうもんだ」という認識があることの方が多いと思うので、今回の内容には当てはまらないかもしれません。


みなさんのイメージされている制作スタイルに合わせて、適切なカメラや機材を選んで頂ければと思います。

それでは!

機材
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Shinpei Nakamura(ADEMOYO)

2014年から映像制作を開始。
制作案件はMVを中心にライブビデオや企業/店舗のPRビデオまで幅広く、企画から撮影/照明/音声/編集に到るまで基本ワンオペのハードモードFilmmaker。ヒーヒー言いながらやってます。

旅と屋台を愛し、昨年はストック素材撮りと称して1年弱アジアからヨーロッパを彷徨いながら撮影を敢行。超楽しかったです(^^)
このブログでは、誰でもカンタンに出来るビデオ撮影方法から、こだわりり抜いた撮影/編集まで、割と広めの役立つ情報を公開していこうと思っています!

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